花粉症の誤解と対策 湖西市の整体 からだ回復センター湖西

「今日は花粉が飛んでいるな!」「今日は昨日より多めだな」

花粉症の方で花粉センサーのように、いち早くその飛散量がわかる方がいらっしゃいます。

一方で、花粉が多く飛散する日でもマスクもしないで平然としている人もいます。

その違いは何なのでしょう??

☆ 鼻の中にバケツがある!?

花粉症についての誤った情報が流れているようにも思います。

その代表的なものの一つが

「鼻の中にバケツがあってそこに花粉が溜まり、バケツが倒れたら花粉症になる」というもの。

あなたも一度は聞いたことがあるでしょうか?

この説が正しいなら、遅かれ早かれ誰でもいつかは花粉症を発症することになりますし、

また一度花粉症を発症したら治らないようにも受け取れます。

しかし実際には、花粉症とは無縁の人がいて、また花粉症が改善する人もたくさんいます。

つまり花粉症は、吸った花粉量が多いからかかるのではありませんし、

また対策を取れば改善することだってあるのです。

「鼻のバケツ倒れる説」を信じて恐れている方はあまり気にせず、

花粉症の改善に良いとされることをまずは実践していきましょう!

☆ 薬でごまかし続けないほうがよい

また、こんなふうに考えている方もいらっしゃるかもしれません。

「薬を飲めば症状はおさまるのだから、治らなくても別に構わない」と。

確かにあのつらい症状さえどうにか抑えてしまえばいい、

一年のうちの二ヶ月程度ならなおさら、と考えるお気持ちもわからなくはありません。

しかし、たかが花粉症、されど花粉症です。

花粉症を発症するということは、体の免疫の一部が弱まっている信号でもあることを忘れないでください。

アレルゲンに対する抵抗力が弱くなっているのですから、

今後、花粉症以外のアレルギーを発症する可能性も高まると考えられるのです。

薬でごまかし続けるより、「いつかは根本的に改善したい!」と、

前向きな気持ちを是非お持ちいただければと思います。

☆ 食生活の見直しから改善方法を探してみましょう

さて、では花粉症を改善するにはどうしたら良いでしょうか。

そこがわかれば苦労しませんし、毎年これほど花粉症が話題になることもありません。

花粉症対策は人それぞれであり、改善にかかる時間も様々です。

ただ、ご自身の工夫次第では早く改善に向かわせることはできると思います。

手っ取り早く取りかかれる方法としては、食事が一番でしょう。

例えば、腸内環境を整えると免疫力がアップし、花粉症の症状が和らぐと言われていますので、

発酵食品を多く取ってみたり、小麦などグルテンを多く含む食材を控えてみたりして、体の変化を観察してみる。

それなら簡単で、すぐに取りかかれますよね。

甘いものを控えてみる、添加物を極力とらないようにしてみる、などの方法もいいでしょう。

どの方法が自分にとってベストなのかを模索し、良さそうであれば一定期間続けてみることで、

あなたに合った改善方法を割り出すことができるはずです。