梅雨時の健康
こんにちは!
低気圧が近づくと頭痛がする、体がだるくなる、節々が痛くなる、という方がいらっしゃいます。
これは体の歪みが原因になっていることが少なくありません。
梅雨の時期は痛み止めが手放せないと思っている方は、本格的な梅雨に入る前に当院へご相談ください。
梅雨時の健康 食中毒にご注意を
食中毒に気をつけなければならない季節だということはご存知だと思いますが、では、食中毒対策とは具体的に何をどうやったらいいか、正確にご存知ですか?意外と多くの方が誤った対策方法を聞きかじっていますので注意が必要です。調理前に手を洗う、食材にしっかり火を通すことはもちろん、「スーパーから買って帰る際に肉や魚のパックをきちんと小分け袋に入れる」「冷蔵庫食品を詰め込み過ぎない(温度維持のため)」「冷蔵庫・冷凍庫を頻繁に開け閉めしない」「食材の水気をよく切る」なども大事な対策です。美味しい食事を台無しにしないよう、普段のちょっとした一手間を怠らないようにしましょう!
体の水たまり
今月は洗濯物が乾くのか、湿度はどれくらいになるのか・・そんなことばかりが気になる梅雨がやってきます。
梅雨の時期は外の雨だけでなく、「体の中の水たまり」にも気を付けてくださいね。
① 「湿邪」とは?
天気と体調は、一見関係ないように思えますが、実は深い関係があります。
気圧や気温、湿度などから、私たちの体は大きな影響を受けているのです。
気象の変化が影響して身体に何らかの症状が出たり、悪化したりする病気を、「気象病」ということがあり、気象病の中でも、梅雨のように湿気が多い時に起こるトラブルは湿邪(しつじゃ)によるものだと考えられています。
雨などで大気に水気が増えた状態を湿(しつ)といい、この湿が増えると体に悪さをする湿邪となるのです。
つまり湿邪とは、身体の中に溜まった「余分な水分」がうまく排出されないことで引き起こる様々なトラブルの原因。
雨が降ると頭痛がする、低気圧が近づくとだるくなる、等の症状は湿邪によるものだと言えるでしょう。
湿邪の原因は、外的な要因の「外湿」と、体内に水分が貯まることによって起こる「内湿」に分けられますが、特に梅雨の時期は、外湿によって内湿が引き起こされることが多々あり、他の季節よりも特に湿度に気を配らなければならないのです。
② 体の湿気対策を万全に
湿邪によるトラブルは、頭痛やだるさもありますが、消化器系にもよくあらわれます。
雨が降ると食欲が減退する、胃もたれがひどくなる、舌苔が増えるなどの症状はありませんか?
雨だから仕方がない、しかも湿邪というものがあるならなおさらだ・・と諦めるのはまだ早いです。対策の仕方はたくさんありますから、まずはお試しください。
あなたがもし、雨の日に上記のような不調を感じるのであれば、食生活の見直しから始めましょう。
脂っこいもの、消化に悪いものを避け、サラッとさっぱり食べられる、消化の良いものを積極的に取るようにしてください。
食欲がないときには無理に食べなくても構わないでしょう。また、普段から汗をかきにくい人、トイレに行く回数が少ない人、むくみやすい人は、湿邪による不調に見舞われやすい傾向がありますので、意識的に汗をかき、トイレに行くようにしてください。
頭痛には頭痛対策、胃腸系には胃腸系の対策、と分けて考えるのではなく、体全体から湿を除いて調子を整えるようにしましょう。
体の余分な水分が排出されないのは代謝が悪いせいでもあります。体の歪みを整えることで代謝があがり、体調が回復することもありますので、気になる方はご相談ください。