最近になり涼しくなってきましたが、

酷暑とも言われるこの暑さを毎日乗り切るだけで精いっぱいだった、

とても「健康的な生活」なんて考えられなかった・・というあなた、

いつからかこんな症状が出ていませんか？

• 必要な栄養を摂っていますか？

あまり言いたくないですけど、毎日毎日本当に暑かったですね。

こうも暑いと、いろんなことへのやる気が失われてしまいませんでしたか？

人によっては食事を摂るのも億劫だと感じていらっしゃるかもしれません。

実際、夏は麺類などで食事を済ませることが増えるため、炭水化物過多になりがち。

栄養バランスが二の次にされてしまう傾向があるのです。

食事が多少偏っても、すぐに体に異変は起きません。

しかし、やはり必要な栄養素が足りないと少しずつ調子が狂ってきます。

例えば、疲れやすい・だるさが抜けないといった症状があるなら、

糖質を摂りすぎていないかどうか、食生活を顧みる必要があります。

だるさを通り越して、ふらつきやめまいまで起きると要注意。

日差しの強さに一瞬クラッとするだけでなく、立ち上がるたびにクラクラしたり、

目がまわるような感覚を覚えることはありませんか？

「暑いからふらついちゃったのかな」で済ませていると、大きな病気を見逃したり、

早期治療のタイミングを逃したりする可能性もあるので油断は禁物です。

• めまい・ふらつきが起きたら

一般的に多くみられる「めまいの原因」は貧血。

夏の貧血と聞くと、小学校の時に朝礼中にバタッと倒れたお友だちを思い出す方もいるかもしれませんが、

血中のヘモグロビンが少ない状態で起きるのは、

慢性的に疲れが取れない、だるさが抜けない、たまにめまいがする、といった症状です。

貧血は食事の見直しや鉄剤、サプリメントの摂取で改善されることがありますので、当院や医師にご相談ください。

貧血ではないのにめまいがする・・という場合は、様々な病気の可能性を考慮する必要があります。

どのようなめまいか（回転性か非回転性か）、併発する症状（吐き気や耳鳴りなど）によって、

受診するべき科も異なります。中には、治療の取りかかりが早ければ早いほどいいものもあります。

めまいの怖いところは、考えられる原因が多様であるにも関わらず軽く見られがちな点です。

暑さや疲れのせいだと自己判断せず、できるだけ早くご相談ください。