冬の健康 低温やけどにご注意ください からだ回復センター湖西 湖西市の整体
当店の患者さんには様々な地方のご出身の方がいらっしゃいますが、
湖西市は風が強くて寒いとおっしゃられる方が多いです。
今回はそんな寒さから守るために良かれと思ってしたことが、
逆効果になってしまう低温やけどや冷え性になってしまうことについてお話いたします。
冬の寒さは誰にとってもこたえますが、特に普段から冷えで悩んでいる方には特にお辛いでしょう。
様々な冷え対策をする際は「やけど」と「冷え性」にご注意ください。
- 1月~2月は事故発生数多発!
湯たんぽやホッカイロなど冷え性の方にとっては強い味方となってくれますが、
これらにより「低温やけど」の事故が急増しているのも事実です。
今の時期は、年間で最も多く低温やけどの事故が発生すると言われています。
温めグッズを使っている方はどうぞご注意ください。
「やけど」というと、お料理中に油がはねるなどして「熱っ!」となるようなイメージがありますが、低温やけどはそうはなりません。
低温ですから、「じわりと」「いつの間にか」症状を負っています。
つまり、本人がやけどに気付くのが遅いのです。
気付いた時にはかなり症状が悪化していることもあります。
一般的には、
44℃の場合で3~4時間
46℃では30分~1時間
50℃では2~3分
で低温やけどを発症するといわれているそうです。
これらの数字をご覧になって、どのように感じますか?
意外と低い温度でも危ないんだな、と感じませんか?
そこが低温やけどの怖さなのです。
お風呂より熱いと感じるものにはすべて注意が必要です。
- 近づかず適度な距離で
レトロで可愛らしい見た目から、インテリアとしても人気な石油ストーブや、
仕事中の足元やトイレにちょっと置いておけるお手軽さが人気の小型電気ストーブ。
これらは、エアコンやヒーターとは異なり、勢いよく温風が出てくる構造ではないので、
特に寒いときにはついつい近づきすぎてしまいます。
お気持ちはわかりますが、この「ついつい」が危険です。
気づいたらふくらはぎや背中が網目状に赤く腫れていた・・
痛みは無くてもその時点で既に皮膚がダメージを受けています。
異状に気付いてすぐに温かいものから皮膚を離し水などで冷やせば症状は改善されます。
しかしそれを何度も繰り返したり、気付かずに長時間温めっぱなしでいたりすると、
後から冷やしても茶色い痕が残ることがあります。
いつの間にかやけどを負うことが無いよう、暖房器具には近づきすぎないことです。
特に暖房器具の近くで寝たりすると危険です!
一日中ホッカイロを使用したり、電気あんかを使用し続けたり、
ホットカーペットの上で長時間ゴロゴロするような行為はやめましょう!
低温やけどももちろんですが、使いすぎると冷え性になりやすいです。
人間は体温を一定に保つよう、体が熱を作ろうとしますが、
ずっと暖かいと熱を作ることをさぼってしまいます。
するとカイロを当てていないと寒い・・・
ということになってしまいます。
これからますます寒くなりますので、低温やけどや冷え性に注意していただき、
効果的に体を温めて、風邪などにはならないようお気を付けください!