冬のむくみ防止!
こんにちは!
からだ回復センター湖西 院長の井上です。
体重は変わらないのに「太った?」と言われる。顔はほっそりしていても、太もも周りは太くてむくんでいる。…このむくみ、なんとかならないの?原因と対策は?
① むくみの原因は?
むくみの原因のキーとなるのは、血液と水分。
私たちの体内の血液は、心臓のポンプのような働きによって動脈を流れ、水分や栄養分を細胞へ供給してくれます。
それと同時に、細胞内で不要となった水分が、静脈やリンパ管に戻ってきて再び体内を循環します。しかし、静脈やリンパ管がスムーズに流れないことがあり、戻ってくるべき水分が体の各所に溜まってしまうと「むくみ」となります。
水分が戻ってこられなくなる原因としていろいろなことが考えられます。単純に、摂取した水分量が多すぎることもありますし、血液の循環不良(つまりは血行不良)で血液に水を運ぶ力が不足していることもあるでしょう。また、立ちっぱなしなど一定の姿勢を長時間続けることで、重力により水分が上がってこられなくなることもあります。いずれにしても、静脈瘤や腎臓・肝臓の疾患など特定の病気が無い場合は、「適切な量の水分を摂取し、血液の流れをスムーズにさせること」がむくみ解消につながると言えます。
② 体本来の力を促す方法を
血液の循環が滞る一因として、運動不足も挙げられます。そのため運動量の減る冬はむくみが発生しやすい時期です。
着圧ソックスやリンパの流れをスムーズにするとうたったクリームなどもあり、むくみを一時的に解消する方法もありますが、そのようなものを常用して頼り切るのではなく、グッズ無しでもむくまない体づくりをしたいところです。
むくみを予防するためには、先にも述べた通り長時間同じ姿勢でいることを避けましょう。立ち仕事をしている方は、こまめに足を動かしてください。「貧乏ゆすりは健康にいい」と言われている通り、手先足先を含めて揺らすのも有効です。
水分はとりすぎ注意。特に冷たい飲み物は、血液の循環と密接なかかわりのある「冷え」にもつながりますので控えて、体温と同じくらいの温度の白湯を飲みましょう。
お顔のむくみは、貧乏ゆすりができませんので、鏡の前で笑顔を作っってください。
鏡の前で笑ってみると思っている以上に笑えていないかもしれません。
日常的に笑うことでお顔の筋肉をほぐすことはもちろん、免疫力も向上も期待できます。
優しくマッサージをするのも有効です。
耳の前と鎖骨の上を優しくなでるとスッキリしますよ。
お顔や首回りはデリケートですので、決してグイグイマッサージせず、優しくじわじわとほぐすイメージで行ってください。