お肌のケアの大いなる誤解
木枯らしが吹く季節になると、気になるのがお肌の乾燥。
美容に敏感な女性だけでなく、男性も唇や頬、手先の乾燥が気になるのは男性も同じですよね。
あなたは適切なケア、していますか?
誤った認識をしていませんか?
最近のドラッグストアは、シャンプーと化粧品の種類が豊富だと思いませんか?
基礎化粧品だけ見ても数えきれないほどの種類があり、またこの季節になるとハンドクリームコーナーも幅を利かせ始めます。
それはつまり、世間のお肌のケアに対する意識が高いことの表れでもありますね。
しかし、これほど気にしている人が多いにも関わらず、
お肌のトラブルに悩まされている人は少なくありません。
なぜでしょうか?
様々な原因が考えられますが、皮膚に関する正しい知識がないために、
誤ったケアをしてしまうケースが少なくありません。
また、お肌のケアのためのクリームや石鹸、化粧水などを過信してしまう人も多いのが現状です。
例えば「お肌がカサカサするときは保湿剤を塗ると良い」と思っていませんか?
保湿剤には水分はたいして含まれておらず、
肌の水分が逃げないように蓋をする役割が主ですので、
かさついた肌に塗ってもしっとりするわけではありません。
適切なケアをし、乾燥する季節でも快適に過ごせるようになるためには、
皮膚のケアについての誤解をなくすことからスタートしなければならないのです。
よ~く洗うのは危険!
肌のケアへの誤解で多いのが「よく洗うことが大事」というもの。
確かに、皮膚に付いたばい菌は落としたいところです。
しかし肌にはたくさんの菌がいて、悪い菌もありますが、
肌を正常に保つ働きをする良い菌もたくさんいます。
その良い菌とうまく付き合うことも考慮しなくてはなりません。
悪い菌を落とすことばかり考えていると、どうしても洗いすぎてしまいますよね。
しかし洗浄力の強い洗顔料や石鹸は、肌を正常な状態に保つ表皮ブドウ菌までをも洗い流してしまいます。
またこすることによって皮膚が傷つき、保護膜によって肌がアルカリ性になります。
有害菌はアルカリ性が大好き。垢を餌にして居座ってしまうのです。
すると恐ろしいことに、体臭が発生し、ひどいとアンモニア臭がすることも・・!
石鹸で体を洗うのは、二日に1回でも十分です。
かゆみとニオイが気になる方は、まずは洗う回数を減らすことから始めましょう。
シャンプーやせっけんの使い過ぎは、頭皮の脂分を落としてしまう原因です。
乾燥肌も皮膚の表面の水分が無くなる事で起こります。
皮脂を落とし過ぎて皮膚が乾燥すると、体が反応して油を出して潤そうとしてくれますが、
またすぐに皮脂を落としてしまうのでシャンプーを毎日行う事で延々と繰り返されます。
質の悪いシャンプーや石鹸を使用することで毒素が毛孔から体に入ったり、皮膚に残る事で様々な弊害が発生します。
皮膚や頭皮がかゆい、カサカサする、アレルギーがひどい、背中がかゆいという方はシャンプーや石鹸を使わない方法で良くなることが多々あります。
皮膚のトラブルで心配なことがありましたらシャンプーやせっけんの使用頻度を減らしてみるのもいいかもしれませんね!